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ISB方式AMステレオ・同期検波用PSN
オールパスフィルタ2段-4段のPSN。
作りやすいように抵抗はE24系列、コンデンサはE12系列です。
3段、4段では、コンデンサは選別しやすいように全て0.01µFになっています。
オペアンプのマイナス入力の方に繋がっている2本の抵抗は、値がそろっていれば
他の値でもかまいません。誤差±1%の金皮を使ったり、±5%のカーボン抵抗で
値の近い物を2本ずつ選別して使う事も出来ますが、集合抵抗が便利です。
(安価な精度±5%の厚膜抵抗タイプの集合抵抗は、カタログを見ても相対精度の
記述がありませんが、4素子独立タイプ50個をテスタで測定した所、同一
パッケージ内の相対誤差は最大で1.4%(±0.7%)、ほとんどは0.5%(±0.25%)以下
でした。)
オールパスフィルタ2段(80Hz-7.5kHz 90±8度)
抵抗は誤差±1%、コンデンサは±5%(Jランク)の物で十分です。
オールパスフィルタ3段(50Hz-15kHz 90±4度)
抵抗は誤差±1%、コンデンサは±2%の物を使用するか、50-100個の中から
値の近い物を選別します。
オールパスフィルタ4段(35Hz-18kHz 90±2.5度)(100Hz-16kHz 90±1.5度)
抵抗は誤差±1%、コンデンサは50-100個の中から値の近い物を選別して使用します。
実際に900kHzでC-ISB(CSSB)の変調を掛けてC-QuAMで受信、その後
ISBアダプタ
を
通してみました。(送信側はオールパス4段、受信側は2段。)
ISBサンプル
(mp3)
2段だとかなり手抜きに見えますが、ちゃんとステレオになります。
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